地域住民集団接種実施について<第2報>

  • 2021年9月1日

現会長が医療従事者ということもあり、地域住民(自治会加入世帯)を対象とした新型コロナウイルスワクチンや季節性インフルエンザワクチンの集団接種を可能にする方向で各所と調整しておりました。

地域内の「小鳩保育園美園」様から集団接種会場としての利用についてご承諾があり、地域住民集団接種の実施の可否について自治会臨時総会を行いました。

本議案については、現会長の利益誘導にあたるのではないかという懸念があることから、緑区役所コミュニティ課とも相談の上、「現会長は議決権を有さないこと、無回答の場合は「反対」として扱うこと(会長委任で賛成としないこと)、過半数以上の賛成が得られた場合のみ自治会承認を得られたと判断すること」を条件としておりました。

その結果、賛成12名、反対1名、棄権(会長)1名、無回答15名ということで過半数の賛成が得られず、「不承認」となりました。

そのため今年度の地域での集団接種の実施は「見合わせ」とします。現会長による発議でしたので、自治会員の皆さまにはお手数をおかけして申し訳ありませんでした。来シーズンについては 、全会員の5分の1以上の方からのご要望があれば 臨時総会に議案としてあげますが、ご要望がなければ今後の議案とすることは控えます。

季節性インフルエンザワクチン接種について、自治会長という立場で接種をおすすめすることはいたしません。
ただし、2020/2021 シ ーズンについては、新型コロナウイルス対策が功を奏し、季節性インフルエンザの流行がないという類をみない状況でした。
2021/2022 シーズンについては、今シーズンに免疫が得られなかったことによる反動で大規模な流行がおこる可能性が懸念されます。
(徹底した新型コロナウイルス感染対策が必要とされる)現在の医療体制下で、多数のインフルエンザ罹患者が発生した際にどのような事態が生じるか、発熱した際にすぐに医療機関を受診することが可能かどうかについて、想像しておいていただければと思います。